「…じゃあ、すいません。使わせてもらいます。」


「俺も一緒に入ろっかな。」


先生ったら、またそんなこと言ってるし…。


「今、入ったばかりじゃないですか!」


「でも、幸歩と一緒じゃなかったし…。」


「何回も入ると、のぼせちゃいますよ?それじゃあ、私…入ってきます。」


素っ気ない口調で先生に言うと、バスルームのドアを閉めた。


……念のため鍵もかけておこっと…。