なっ…何を言い出すかと思えば…!!


そんなこと言うから、心臓がバクバクうるさくなってきちゃったよ…。



先生は抱きしめていた手の力を緩めると、私をクルッと先生の方に向かい合わせた。



先生は優しい瞳で私を見つめていて、私は身動きがとれず、視線も逸らせない。


この沈黙がたまらなくドキドキさせるから、何か言葉を発して、音を作りたくて…


「せ……」


“先生”って呼ぼうとしたら、人差し指を唇にあてられて、


そのあと直ぐに先生はキスをした。