2人の目線が交わると、
龍は優しく呟いた。





「姫希、愛してる」



「あたしも愛してる」






その言葉を合図に
2人の唇は重なった。






唇が離れると、あたしは赤い顔を隠して俯く。








その姿にみんなが一斉に拍手をくれた。