猫として彼女に出会ってから半年、
可愛い可愛いベィビーが愛しい人と共に帰ってきた。
食べちゃいたいくらい可愛いぜ。
生まれたのは、元気いっぱいの男の子だった。
元気すぎて、難産だったらしい。
「なぁに、キティ。誠一の面倒見てくれるの?」
よろしくね、と微笑まれて。
俺はもう一度、天にも昇る気持ちになった。
おい、誠一。
おまえ、早く大きくなれよ。
それでお前がママを守るんだ。
ママに苦労させたら、承知しねぇからな。
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