よく晴れた日で、夏の青空が広がっている。 俺は、小さな花を置いた。 みいこのような、 可愛らしい花を。 みいこの笑顔が、浮かぶ度に胸が苦しくなった。 蝉の鳴き声が、切なく響いている。 じりじりと照り付ける太陽を仰ぐように、空を見上げた。 果てしなく広い、空に。 みいこは ミィはいるのかな。 見ていてくれているのかな。 俺の声は…届くのかな。 .