-郁美-




「いーちゃん!」





あたしは渚郁美(ナギサイクミ)




いわゆるギャル




「何。」


「ヤっちゃわない?」


「あんたそればっか」


「男だからな。」






そう言って服を脱がせる男






「や・・・ッ・・・」


「いーちゃん最高・・・ッ」





誰もあたしのことを「郁美」と呼ばない





「や・・・んぁ・・・やば・・・」


「イく・・・ッ鳴くな・・・ッ」





無理・・・





あたしは感じやすいもん・・・





「いーちゃんは感じやすいよな」


「あっそ。あたし行くね」





ヤったあと、男が優しくないのを知っている




「いたっ・・・」




誰かにぶつかった




「危なかっしい奴だな」


「なっ!?」




あ・・・れ?




この人・・・どっかで・・・




きのせいか。




「何あんた!失礼じゃない!?わっ」




衝動で転びそうになった



「・・・ホント危なかっしい」


「・・・え」




すごい・・・





あたしがこの男の腕にFitしてる・・・