「そうか・・・」


「沙世楽しみ〜!あわよくば彼氏Getも考えてる!」



沙世はモテるけど自覚なし。



彼氏なんていたことない



「沙世。飯は?」


「あっ!ごめんっ!ちょっと待って!」




なんとか話をずらした




「はぁ・・・」



未海・・・




謝るべきか?




『もしもし?』




ぅお!



いつの間にか電話してた・・・



「あ・・・未海?」


『違うよー柚奈だよー!今未海の部屋にいんの!で、未海はお風呂だよー』



柚奈か・・・




「あのさ・・・」


『あー!柚奈!何で未海の携帯で電話してんの!』



未海の叫ぶ声が聞こえる



『もしもし?誰?』


「・・・光」


『・・・光・・・。何のよう?』


「俺・・・未海と仲直りしたいんだ。」


『・・・』


「ごめん・・・ちゃんと練習しようとしなくて・・・」


『・・・柚奈。向こう行ってて。』