私達は、とりあえずお昼を済ます為に学食に行った。



そこへ・・來人と玲徒が来た。



「奈々子ちゃんおはよ!!」


「おはよう」


「おはよう!!玲徒君、來人君。あ、私ちょっと注文してくるね??」


「うんっ」



私の様子に先に気付いたのは、來人だ。



「柚姫、どうした??大丈夫か??」


「え??う、うん・・不安だけど、大丈夫だよ!!それより、來人も玲徒も古城君も大変だったね~・・」


「まったくだぜ~・・ただの興味しかねーくせに、可愛いねとか。彼女居るの??とか・・」


玲徒は本当に疲れてる様子。



「來人は??大丈夫だった??」


「何??妬いてんのか??」


「べ、別に・・///・・や、妬いて何が悪いのよ・・・~・・」



相変わらず意地悪なんだから・・・



「俺は興味ねーから、柚姫以外。」


「來人・・・////」


「はいはーい!!ストップ!!奈々子ちゃん戻ってきたから」


玲徒がそう言うと、奈々子がニコって私達を見た。



「い、いやだなぁ~來人ってばぁ~!!///」

恥ずかしくなり來人の肩をバシバシ叩いた。

「痛いって柚姫・・・」



学食には私達の笑い声が響いた。



皆が私達の事分かっていれば、"票"を獲得できるって考えてたけど・・それは、間違いかもしれない・・。

分かってくれる人はきっと、分かってくれるよね??



佐々木姉妹には負けない。絶対に。


そして、運命の1時を迎えた。