すると來人は、私の耳元まで顔を埋めた


「ごめん柚姫・・俺情けねぇな・・すげーガキだな」


耳元で囁くように呟く



「來人??どうしたの??そんな事ないよ・・・」


「嫉妬深くて、ちっちぇー男だよな・・・だけど柚姫、、」


來人は顔をあげ、私の額と自分の額をくっつけた



「柚姫を信用してねーわけじゃないから、嫉妬して不安になったりするけど、柚姫の事はちゃんと信じてるから・・・・」




來人・・・


不安にさせてたんだね・・


ごめんね・・・・・



「來人・・私ね、來人が小さい男とか情けないとか思ってないよ??」


「柚姫・・」


「こんな事理不尽かもしれないけど・・來人が嫉妬してくれると嬉しいの・・」


「え??」


「でもだからってわざと嫉妬させるような事はしてないよ??勘違いはしないでね??」


「んな事、わかってる・・」


來人は優しく私の頭を撫でる



「なんかね、來人が嫉妬してるってわかると・・私って愛されてるなぁ~って、恥ずかしいけど胸がドキドキして幸せになれるの・・////」