数日後、学校中にりゅうと新しい彼女の噂が広まっていた。

私は、噂話だと思って信じていなかったけれど、下校する時に2人が手をしっかり握って歩いている姿を目の当たりにした。

言葉が出なかった。
ショックで、涙をその場でこらえるのが精一杯だった。

悲しすぎる。

なんで?!なんでこうなるの?!ねぇ、りゅう教えて。。。沢山、約束したじゃん。。。

なんで私じゃないの。。。

嘘つき。。。

りゅうの嘘つき。。。

私は家に帰ってから、一人部屋に戻り大泣きした。。。

大粒の涙がボロボロに流れ、ベッドは涙でグシャグシャになった。

もう男の人は信じられない。。。

もう嫌だ。。。

もう誰も信じられない。。。

そんな思いでいっぱいで、私は朝まで泣き続けた。。。