私達は ほぼ毎日 遊んでいた。

一緒にいない日は ほとんどなかった。

りゅうの仲間達とも 絡むようになった。
彼らは 学校でも一番の悪いグループだった。

実は、りゅうもその一員。

そのグループに目をつけられたら、皆 痛い目を見る。

男女関係なくね。

私は そのグループに出入りするようになった。

先輩がほとんどで、すぐに仲良くなれた。

りゅうの彼女ということで、可愛がられた。

誰も 私を悪く言う人や いじめる人なんていなかった。

学校の中では かなり悪いグループとされていたが、みんな優しい人ばかりだった。

情に熱い。

仲間が 他で嫌がらせをされたら、みんなで その仲間を守った。

また、違う学校でも 私達の評判は 広まり、学校間での 争いもおきた。

そんなのは しょっちゅうだった。

それらも 彼らは 真っ向から勝負していた。

喧嘩上等!

こんな言葉が 彼らのお決まり文句だった。

私には もう何も怖いものはなく、私自身も 気にいらない先輩の名前をリストアップして 彼らに伝えた。

私を 悪く言う人間は 絶対にただじゃおかない!

そんな思いが強くなった。