私達は いつも部活が終わるとどちらかが 校門で待っていて、一緒に帰った。

今日の学校の出来事や むかつく話しや嬉しかったことを りゅうに話し続けた。

りゅうは いつも優しく聞いてくれて、一緒に笑ってくれていた。

りゅうは 私のことをいつもかばってくれて、いつも真剣だった。

私が 先輩から嫌がらせをされると りゅうは一番にその怒りを表し、私を守ってくれた。

りゅうは 先輩とも仲良かったから その先輩に頼んで、私への嫌がらせをやめるようにも言ってくれた。

もし、それ以上私に 危害を与えるようなら、俺がそいつらをボコボコにしてやる!
あいつら、ただじゃすまない!!!

そうやって、誰よりも 一番に私のことを守ってくれた。

だから 私は 何も怖くなかった。

私には、りゅうも りゅうの仲間もついていると思い、何も怖いものはなかった。