ドスン!!!

いっ……

「ってぇ~」

こ、腰が…

「きゃあああああ」

女が叫んだ!!

そんなに驚く事ねーだろぉ

「うるせーよ、あんまでっけー声

だすなよ!!!」

「い、今の話聞いてたんですか!??!」

ん?この顔は…

「お前、俺と同じクラスだよな?

んーと、若林~んーと…」

「梨沙、です。若林梨沙」

おぉ!そーそー

うちのクラスのやつで根暗で

どよーん的なやつ!

しゃべったのはこれが初めてだったりして…?

「えーと!何??お前佑也に馬鹿にされたの?

それで泣いてんの?」

「うっ…」

若林は真っ赤になりながら

涙を拭いた。

「だって、笑われてハズかしかったから」

「は~??それだけで泣くかよ?

お前小学生だなっ」

今の若林に効果音をつければ

か~っ、だ。

どんだけ恥かしいんだよ