春の温かい日だまりの中、天音 泉は学校に向かおうとしていた。


『いってきます〜』

『兄ちゃん!行ってらっしゃい!』

『おう!竜大も母さんも困らせるなよ』

『あったりまえだい!』

元気な弟に見送られ俺は学校にむかった。