「つぃな、気持ちが焦っちゃうんだよ。
愛果 目の前にすると?
俺的には、お前が好き過ぎてさ。
ゴメン…。」


「彰…。
でも、私どうしても気持ちがそこまでいなかくて…。
彰の事キライなんじゃないんだょ。
でもエッチな事するのは、なんかイヤ……。」


「うん。
わかったよ。
俺待ってるからさっ。
愛果から言ってくれるのっ♪」


「はぁぁぁ!?
ムリ。
絶対にナイね。」


「えー。
じゃあ襲っちゃう♪」


「ムリムリムリムリムリー。」



そう言いいながら耳を塞いで、聞こえないフリをする。


彰はそれを見て笑ってる。

私その笑顔が見れるから

私にその笑顔が向いてるから
私も笑顔になれる。


彰には悪いけど、今は私これで幸せなんだよ。


毎日彰が笑顔で一緒に居てくれる時間が、宝物だと思うよ。



「愛果、手位は繋いでいいだろ?」



彰が笑顔で手を差し出す。



「うんっ。」



私は笑顔でその手を握り返す。


沢山ゴールを守ってきた、大きな優しい手の温もり。


彰は私の事だけ好きで居てくれるって、妙な自信が溢れる。
ウサギとカメのウサギみたいに、余裕をこいてたのかもしれない。