茉奈が涙目になり鏡を見ていると、 「はいはい。結んであげるから座って。」 香奈が椅子を指した。 茉奈は笑顔で頷くと、香奈にくしを渡して椅子に座った。 『ねー、香奈。今日から新しい中学だね。』 『そうだね。』 『瑠瓜とか真輝とかも同じ学校だよね?同じクラスになれるといいなー。』