3-2はこことは校舎が違うらしく、しばらくの間廊下を音を立てて歩いた。 しかし、確実に10分立ったというのにまだ教室に着かない。 『ねえ、香奈。変じゃない?』 『うん。流石にもう教室についても良い頃。なのに何で…。』 『この先生、変な事考えてないよね・・・?』 『それはないでしょ。』