もしかして


誕生日プレゼント!

顔が緩むよお〜



「顔がニヤついてるぞ」

振り返れば省吾がいた

「うるさいっ」


あたしは省吾の肩を
バシッと叩くと

省吾もコートに戻って行った



・・・・・・・・・・・・・・

「お待たせ。待った?」


「さっきあたしも来た
ばっかりですっ」

「そっか、はい」


先輩はあたしに手を出した

あたしは遠慮がちに
先輩の手を握ると
ギュッと握り返してくれた。


しあわせすぎるよぉ〜