「夏休み中に別荘でみんなで暮らし
そのときに決めていただきます。」


「あんなっていうの?
可愛いじゃん。」

そう言った真斗さんは、あたしの顔を
クイっと自分の顔に近づけた。


5人とも顔が整ってるから
見てられないよ〜


「おいっ困ってるだろ。」

省吾があたしと真斗さんの
間にはいった。


「君は?」

「西河省吾。」


「西河グループの息子か。」
眼鏡を押さえながら悠斗さん。


「もしかして彼氏?!」
と純斗くん。


「いやっおさな・・・・」
「幼なじみだ。」

省吾はあたしよりまた早く答えた。


なんだか省吾イライラしてない?