あれから

泣いて、泣いて


省吾と一緒に家まで帰っている。


省吾がいなかったら
あたしどうなってたかな?



「明日さ」

沈黙をやぶったのは省吾だった。

「無理して学校くんなよ」


ポンポンとあたしの頭を叩いた。



あたしは頷くことしか
出来なかった・・・・・・。