一磨の首に顔を埋めながら

梨:「ごめん。言い過ぎた。」



梨:「観覧車の中では不安としか言ってなかったけど、本当はね、怖いんだ。」


一:「怖、い?」


梨:「本気でぶつかっても意地悪で返されちゃうからさ、重いんだなって思っちゃうんだよね。
そんで気持ちを抑えてたら嘘のつけない質問されてさ、あ、やっぱ本気でいた方がいいんだなって思ったら意地悪されて、の繰り返しなんだ。」



梨:「信じてんのにね、怖いんだ。
遊びだったら、とか
一磨君は腹黒だからもしうちに飽きちゃったら、とか
いつか捨てられちゃうのかなって………」