一:「ん?」


梨:「ありがとう。

一磨君も髪、濡れてる。」


一磨はなんとなく言いたいことがわかったのでお礼をいいながら梨紗の横に背中を向けて座った


梨紗は一磨の髪を乾かし始めた


一磨の髪を乾かし終えた梨紗はドライヤーを近くに置いた

そのまま後ろから一磨に抱きついた


一:「どうかした?」


梨:「それはこっちの台詞だよ。
多分一磨君のことだからなんでもないって言いそうだけど、ダメになる前に頼って。絶対に。」


一:「ありがと。
でも大丈夫だから。」