一:「政略…結…婚」


武:「結婚以外でも本家からは若名家の駒としか利用価値がないからね。まぁ、私たちが破談においやってるけどね(笑)」


武:「薄々気づいてらしたんでしょうね。物心ついた頃には間違った防衛手段として感情を殺し、弱みを握られぬよう、悟られぬようにし始めたんです。人形にちかかったです……」


武:「それがやっと心を許せる方ができたんです。一磨君に」


武:「一磨君。梨紗様を宜しく御願いしますね。」


一:「はいっ!!
ありがとうございます。大切にします。」