葛:「昨晩、僭越(せんえつ)ながら、梨紗さまの家庭について、話しました。申し訳ございません。」


梨:「一磨君は、なんて?」


葛:「何があっても、梨紗ちゃんが自分から離れて行こうとしても、離さない。と言ってました。」


梨:「………」


葛:「それでも、何か不安に思うことはなんですか?」


梨:「怖い、の………こうゆうのさぁ、疎いから………
未知の世界?みたいな感じで(笑)」