“俺”が目を覚ますと悠の死体があった。

「おい、嘘だろ?
     誰だ。
   誰が殺したんだっっ!」

俺の叫びは虚しくも部屋に響くだけだった。

「うわあああああああああああ!」

俺は何もしていない。

大丈夫。

大丈夫だ。