「手がしびれたり、ろれつが回らなくなったりしているわけじゃないから、大丈夫だ。お前のお父さんだから、大丈夫!信じよう!」




泣きじゃくる私の頭を優しく撫で続けてくれた。




時計は深夜12時半を回っていた。




いつもはFMばかり聴いている先生なのに、


今日は私達の大好きな曲のCDをかけてくれた。




車の中は大好きな音楽に包まれた。