私達は、人生の中で数回訪れる旅行先としてこの地で数日過ごすだけ。



でも、ここに住む人々は、今までもここで暮らし、これからもここで生きていく。



一部の心無い人々の行動で、ここに住む人々が迷惑している現実を知る。




私達の他に船に乗っていた若者も、みんな真剣な表情で聞いていた。



私は昨日出逢ったツバルの少年の寂しい表情を思い出した。



人間が地球を汚しているんだと思うと、悲しかった。


こんなに美しい景色を

永遠に残すことができないのだとしたら

それはすごく悲しいこと。



ツバルという国がもしもなくなってしまったら…


海に沈んでしまったら…




その島で生まれた人には故郷がなくなってしまうんだ。