「お前が幸せなら、俺も嬉しいよ…」 嬉しい言葉をたくさんくれる先生。 宿に戻ったら日記に書こう。 忘れたくない素敵な言葉を山ほどもらった。 「先生は毎日楽しい?」 私がそう聞くと、先生は目がなくなるくらいに笑って答える。 「俺の顔見てわかんねぇ?すっげー幸せな顔してるだろ?」 でも、知ってるよ。 先生が悩んでいたこと。 教師になって、何度目かの壁にぶち当たって、すごく辛かったこと。