しばらくして、土田先輩が後方から現れた。 いつの間にか私たちの近くにいた土田先輩。 ちょっと驚いた。 成り行きで土田先輩が私たちと一緒に歩きだし、 土田先輩と面識のない友達に申し訳ない気持ちになった。 急に無口になった友達。 このままだと良くないな…… そう思って、私は土田先輩と少しの間二人で歩くことにした。 少ししたら、また友達の所に戻ろう、 そう思ってたんだ。