先輩が入った教室に入る。


先輩は電気をつけるかわりに
教室の扉をバタンと閉めた。




真っ暗な世界


懐かしく思える空気が私を包んだ





「ごめん」





耳元で先輩の小さな声が聞こえた。




私は何も言えず、首をふることしか出来なかった。