隣でスヤスヤと眠る西原


私はその寝顔をそっと見てた




ずっと見ていたかったよ





最後に、もう一度だけキスをしたい


けど、そんなのは許されない




私は

私のために西原から離れるんだから


傷つく事が怖くて

西原と別れるんだから





”ごめんね”






私はひとり

眠っている西原を起こさないように部屋を出た