真っ直ぐだったね、

西原の瞳



真っ直ぐすぎて

私には痛いくらいだった





「つきあう‥?」


「うん‥。ちゃんと付き合おう」





西原からの告白


信じられない気持ちだった



頭の中が混乱に近い状態



「本当に?」


「うん。付き合おう」


「ちょっと、待って‥」






頷けなかった


すぐにでも頷いて抱き締めてほしいのに



抱き締めたら、

いつか消えちゃいそうで


怖かった