責めるような視線を私に向ける西原



私は初めて感じる喜びを胸に秘めて言った



「いや、あれはただ話してただけでしょ？
それに、西原だって‥」



口応えしようとした私の唇を、西原は塞いだ


この前とは違う強引なキスに、体中がおかしくなりそうだった





「西原‥」


話をしようとしても、西原の行動は止まらない


そんな西原に、私はドキドキしてた



ドキドキして

苦しくなって


もう、”好き”という言葉でしか表わせない思いが溢れてた