ある日の放課後、
教室に居る久美を見つけた
恐る恐る教室に入った私に
久美は「話がある」と言った
久美とまともに顔を合わせる事は、久しぶりだった
「西原と付き合ってるの?」
久美のストレートな質問に、私は首を振った
そして、
自分の気持ちがわからない事
久美に申し訳ない気持ちでいっぱいだという事を伝えた
久美は少し低い声で
「ムカつくけど、嫌いになれなかった」
そう言ってくれたね
私は言葉に出来ない気持ちでいっぱいになった
”ごめんなさい”と”ありがとう”が
たくさんたくさん混ざり合ってた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…