それから数日間、

西原とは二人で会わなかった



会っても困る


どんな顔を向けたら良いのかわからない



教室で時々感じた西原の視線にも

気付かないふりをしてた私



家に居ると、電話の音に胸が反応した


『西原だったらどうしよう』



けど、西原は電話をかけてこなかった




そんな日々が続いた