いつものように西原の部屋に居た私


自分の耳を疑った



「俺、今日好きな人にフラれちゃった」




今、何て言った‥?




西原の言葉、

意味がわかんない



ショックを感じてる自分を認めたくなかった

西原を少しでも特別だと思ってた自分を消したかった



「へえ、そうなんだ」


何も感じてない素振りを見せた私



本当は凄くショックだった


ショックが大きすぎて、西原の顔をまともに見る事が出来なかった