「もうちょっとだけ!」



私を押し倒した西原は

首筋に唇を寄せた



えっ、何?



慌てて押し離した後

西原はにっこりと笑って舌を出した



「つけちゃった」



鏡を見なくても

その意味はわかった



「ああ~~!!信じられない!!」



私は怒りながら部屋を後にした



キスマークをつけた西原


こんな時に

このタイミングで‥


信じられない!




怒りながらそう思ってた