「帰ろっか」



机の上を片付けて

教室から出ようとすると


後ろからぎゅっと抱き締められた




西原の温もりが

昨日と同様に私を包んだ




心とカラダは

西原を求めてる


けど

私の頭だけがビクリと反応した




『このままじゃいけない』と