ゆっくりと体を倒された私は
今までにないくらい心臓がドキドキした
優しい瞳の矢田くん
怖くない
怖くないよ
それなのに
いざとなると体が小さく震え、
些細なことで体がビクリと反応した
やだ…
これじゃ怖がってるみたい
…ううん、私
まだ怖いんだ…
私の気持ちを察した矢田くんは
優しい微笑みを見せて口を開いた
「やっぱ、人が来るかも…」
ゆっくりと体を起こした矢田くんは
きっと私の全てを感じ取ってた
だから、起き上った後
矢田くんは優しく抱き締めてくれた
とても優しく
初めて触れた時のように
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…