「おはよ」


「おはよう…」



朝からこんな間近で矢田くんの顔を見れるなんて幸せ



微笑んだ矢田くんは

私の目を優しく擦ってくれた



あっ、もしかしてめやにがついてた!?

恥かしいよ…


恥ずかしいけど

嬉しかった



何も言わずに自然と取ってくれた矢田くんが

なんだかとても温かい



温かくて


まだ夢の中にいるようだった