次の日



私たちの班は大阪で買い物をする予定だった


ホテルから出て電車に乗ると

なんと目の前に矢田くんがいる


矢田くんの班の人たちが乗っていた




うわぁ、嬉しい



矢田くんと目が合った瞬間

胸の音が大きく鳴った


傍にいるのに、何も話さず小さく微笑み合った




付き合ってるのに

まるで片想いをしてるみたいだったね



私はいつも

矢田くんにドキドキしてた