幸せを噛みしめた



本当に幸せすぎる




その幸せが

なんだか怖かった





「後悔してない?」


私の不安な言葉に

矢田くんはすぐに答えてくれた



「してないよ」


「本当に? 後悔してな――‥」




矢田くんは

私の不安を消すように

キスをしてくれた