彼女をなんとか部屋の中に連れて行き

寝かせようとした


けど

なかなか言う事を聞いてくれない



「どうして、どうして……」



呟き続ける彼女



彼女の言葉が

刺となって胸に刺さった





ごめんなさい


好きって知ってるのに




ごめんなさい


私も矢田くんが好き




ごめんなさい


もう、この気持ちは消せない




ごめんなさい


私の気持ち

ちゃんと伝えるべきだった