「ネコみたいだな」


突然の声の主は矢田くんだった



「え?」


「マーちゃんネコみたい。ネコ娘だ!!」


「ちがいますー!」




面白がるようにネコ娘と呼ぶ矢田くん



私は頬を膨らませた




他の男の子たちは

そんな私と矢田くんのやりとりを笑って見ていた