みんな睡魔と疲れに襲われいつもの明るさはなくなっている。
私は全試合のスコアを書きマネージャーの雑務をすべてこなし時間に終われ部員たちとは違う意味でハードな練習となった。
ほとんど座って見ているだけだったが、その退屈さに妙な疲労に襲われ朝早くから起きていたせいもあり眠さと頭痛にぐったりしていた。


帰りのバス。
私はたまたま悠一と隣の席に。

頭痛のせいでいつもの明るさの消えていた私。
話す元気もなくぐったりしていると、
｢みかさんどうかしたんすか…?｣


悠一が私に初めて話かけてきた。


｢あｯ私!?｣


｢みかさんっつたぢゃなぃですか笑ﾞ｣


｢ごめん…ちょっと頭痛くてぼーっとしてた……笑｣

｢大丈夫っすか??｣


｢うん大丈夫♪ちょっと寝不足なだけだから。心配してくれてありがとう!｣


｢少し寝てたほうがぃぃっすよ。またどーせ寝るほど休む時間から。｣


｢うん。そうする!｣


相森くんから話かけてきたよ………
びっくりした。
でも意外に優しいんだ…。