『それはわからないよぉ(笑)』 あたしは、慎くんの頭を撫でた。 すると、 『なぁんだ!結婚すんのかと思ったのに(笑)』 慎くんは笑って、舌を出した。 その間、修治は何も言わずに静かにしていた。 帰る時にいつも、 『穂乃ちゃん。ありがとな!』 修治は言った。 ―――――――――― しばらくして、ある人からメールが届いた。 [ 穂乃ちゃん。久しぶり!明日、会える? ]