修治が言ってる途中で、あたしは立ち上がって、部屋を歩いた。




『なぁ!きいてくれよ。』


そう言って今度は、もろに前から抱きしめられた。










『俺…穂乃ちゃんの事、好きなんだ。慎に言われて気付いた…。今まで、逃げてたんだ……。気持ち伝えて1人になんのが、怖かったから。』


修治は言った。






『ヒュ~♪ヒュ~♪熱いね!』


慎くんが、戻ってきていた。





あたしは、慌てて離れた。






『あたし……帰んなきゃ。』