『一度はそう言って、とぼけようかとも思った。でも、出来なかった…。あたしがマーくんを好きだったのは事実だから。だから、夏津紀に話したの…。』
あたしが言うと、
『この前は…言いすぎた……。夏津紀くんも…ごめんな。俺は大人になれなかった。羨ましいって心ん中で思ったりしてさ(笑)俺は仮にも教師だし、穂乃嘉と本当の友達みたいになれてなくて、なのに夏津紀くんたちがあまりにも穂乃嘉と親しくしてんの見てたら悔しくてさ。』
やっとマーくんが微笑んでくれた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…