『私たちです(汗)今、きいたんですけど、移動しただけ…なんですね。』
すまなそうな顔で言う。
『お願いだから、ちゃんとわかってから言うようにしてくれ。』
俺はキレたい気持ちを抑えて言い、その場を立ち去った。
元の桐也の病室に行くと、桐也と穂乃嘉の声がきこえてきた。
『やっぱ…俺には桐也も穂乃嘉も笑顔にすることはできないな…(笑)桐也は穂乃嘉じゃなきゃいけない…穂乃嘉は桐也じゃなきゃいけない…か。』
俺はそう呟いて、離れたところにある椅子に寝転んだ。
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