『どうした…?俺…一応、怪我人だぞ(汗)』


桐也が痛そうに起き上がった。



『わかってるよ。今日だって倒れたんだし、無茶させんの駄目な事も…でも、穂乃嘉……守んだろ?』


俺は言って、桐也を車椅子に乗せた。




『穂乃嘉が、どうした?!』


桐也が後ろをむく。




『行けばわかるよ!!』


俺は桐也を連れて、穂乃嘉のいる病室に行き、桐也を置いた。





そして、その後。


看護師たちのところへ向かった。




『なぁ!藍沢桐也が亡くなったって穂乃嘉に言ったの誰?』


俺は看護師たちにきいた。